在宅介護から見える家族のかたち(56-5)
懸命に真っ当に生きてきて、人生の最終盤が曇ってしまうのはやはり切ない。孫がいるいないではなく、おじいさん、おばあさんになることができた人は強運の持ち主だと思います。たとえ、不運な出来事や病気があっても、命を落とすことがなくおじいさん、おばあさんになることができたわけですから。せっかくのいいツキ、そのまま不安なく、生き切れたらいいなぁと切に思います。そんなことの役に立ちたいなぁと願っています。
さて、「はいよ!日記」はとりあえず、今日でひと区切り。独りよがりの、思い込みたっぷりの拙い文章に、お付き合いいただきありがとうございました。22年間のわが家の在宅介護の日常を、気持ちがホットなうちに、記憶が薄れる前に、どうしても書いておきたかった。気が済みました。ありがとう…。
これからは、今とこれからのこと、お伝えしたいときにアップします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

(2016年申年、父最後のお正月)