在宅介護から見える家族のかたち(56-1)

父を看取ってから1年7ヶ月が過ぎました。ブログも今日で249日目。毎日一つずつわが家の22年間の在宅介護生活の記録や思いをアップして、今日からのテーマでひと区切りしようと思います。
「ブログ開設のご挨拶」の中に「どうしても伝えたいことがある」と書きました。今ここで、それは何かとあらためて自分に問うと、
「甲斐のあることだった」ということかな、と思います。辞書をひくと、「物事を行うことが自分にとってためになるさま」とあります。そう、自分のためでした。
亡くなってしばらくは「お父さん、楽しかったね。いつ帰ってきてもいいよ。今度はもう少し上手にできると思う」と手を合わせました。今はすっかり気ままな暮らしに慣れて「お母さんと仲良くね」に変わりましたが…。