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​はいよ!日記

最後の「お帰り!待ってた」(54-3)

  • fairfax3939
  • 2017年8月13日
  • 読了時間: 1分

病気になる前、父は自分にも人にも厳しかったようです。会社の方は口を揃えて、「ビシビシやられました」「よくケンカしました」とおっしゃいます。プライド高く、人並みでない負けず嫌いの父にとって、病気になってからの自分の状態は受け入れ難かったに違いありません。生きていることの方がよほど苦しかったろうと思うのです。その父が憤死寸前に絶望し、長い年月のあと、とろけるような笑顔を見せてくれるようになりました。そこに行きつくまでの道のりを思う時、私は泣けるのです。言葉にして吐き出すこともできず、その胸のうちでどれほどもがき、暴れる気持ちと戦って折り合いをつけてきたのだろうかと…。

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