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家で暮らすために歩く (40-3 )
- fairfax3939
- 2017年5月21日
- 読了時間: 1分

最終的に写真の赤い線のように、寝室兼テレビを観て過ごす居室、トイレ&洗面所、ダイニング、この3か所を手すりでつなぎました。
かつては、少々手すりと手すりの間が離れていても、雲梯のように上手に渡ることができました。バックもできました。しかし、それも難しくなりました。1ヶ所でもつながらなければ、車椅子を使うしかありません。歩いたり、車椅子に乗ったり、というのは車椅子のみになるより対応は難しい。
生活に必要な家具の配置と父の動線。さて、どうするか。 トイレが済んだら、立ち上がって、手を差し出すと水が出る。その洗面台の位置はどこだろう。そのあと体の向きを変えるには、手すりの位置はもう少し、離した方がいいのか、近い方がいいのか…。父の体の動きをまねて、仮想動線上をメジャーを手に夢遊病者のようにうろつくけれど、父とは背の高さも腕の長さも違います。本当にうまくいくのか、やってみなかればわからない。迷って、迷ってするけれど、父ではないから、いくら考えても、わからないものはわからない。
結局「あ~!もういい!ダメならその時また考えよう!」となり、2013年11月、リフォームが始まりました。