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住宅改修 2013 (39-9)
- fairfax3939
- 2017年5月15日
- 読了時間: 1分
温水便座も変えました。手すりとの距離を近くするために、できるだけコンパクトな物にしようとタンクのないタイプにしました。それはそれで必要だったのだけれど、使い勝手としては前のものの方が断然よかった。
一つは、立ち上がり。便座の高さが少し低い。加えて、前のものはわずかに傾斜がついて、立ち上がりを助けていたが、それがありませんでした。
もう一つは、水の流れ方。水が上から流れるのではなく、下からせり上がって、それから流れるようになっているため、トイレットペーパーが便器の上の方につくと、流れない。介助者がトイレの始末をする時は背後からトイレットペーパーを流すので、どうしても上の方に張り付いてしまう。そうなると、いちいち掃除に道具などで水のたまる位置まで落とさなければなりません。
また、この便座には洗剤をセットしておくと、泡になって便器洗浄をする機能付きでした。けれど、介護には観察が必須。なので泡で見えなくなるのは困ります。白濁する入浴剤も同じです。
便利にはすぐ慣れますが、不便はいつまでも気になります。
そういうわけで、父には前のトイレの方が立ち上がりが楽だったと思います。
便座の選定はあまりうまくありませんでした。
(写真は卯の花)
