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住宅改修 2013 (39-2)
- fairfax3939
- 2017年5月6日
- 読了時間: 1分
父は右片麻痺でした。歩行は、腰を使って、右足の付け根から振り出すようにして、足を前に出してます。右足自体は全く動かなかったので、わずかでもバランスを崩すと、腰の勢いもあって豪快に転びやすい。それでも、大きなケガはなく、転んだ時も柔道の受け身のように身を守って、すぐに立ち上がることができました。それが、2012年、今までにない転び方をしました。転ぶ瞬間は見ていなかったのだけれど、思い切り、顔面から落ちたのです。写真は洗面台の鏡に写ったリフォーム前のお風呂場の入り口。父の向かう先、洗面所の入り口が転倒現場。掴まるところがある所です。
父を抱き起すと、意識が遠のいているようでした。「あぁ、ここか」かと思いました。いつかくるだろうと覚悟していた日が今なのだ、と思いました。
運よく脳のCTで異常はありませんでした。血液をサラサラにするお薬を常用していたため、内出血がひどく、顔面はボクサーのように紫に腫れあがりました。ひと月余りかかって顔のあざも消えましたが、この転倒があってリフォームを決めました。
