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小さな旅_河口湖(33-1)
- fairfax3939
- 2017年3月28日
- 読了時間: 1分

お父さん、楽しいね。びっくりだね。
2008年、仕事を辞めて、時間に追いかけられる苦しさから解放されました。
あの解放感…。助かった…という感じ。体が軽くなって、世界がカラフルになって、空気が酸素たっぷりになった、そんな感じでした。
そうだ、旅行に行こう!
1泊で私が運転できる範囲。ネットで父が泊まることができそうな宿を探しました。
見つけたのが河口湖にある富士レークホテル(http://www.fujilake.co.jp/index.php)。
バリアフリーのホテルの先駆けです。
まず、予約。当時、父の日常は機嫌のいい日と朝起きた時から不機嫌な日が交互にくるという不思議なリズム。なので、この週末の土曜日が上機嫌だと来週は不機嫌。このリズムを考えて、一番の見どころやメインの夕食はご機嫌のいい日に設定します。それが、何かの拍子に変わることがあって気が抜けないのでした。
そして、大事なのはトイレの左手側に手すりがあるかどうか。手すりがあっても右側だけならば、父の場合は役立たず。そのホテルはパスです。
次にお天気。キャンセル料のかからないギリギリの週間予報で決行か否かを決めます。
雨だと車椅子の乗り降りが大変なのでキャンセルです。
父に伝えるのは、決行と決めて、準備ができて、ご機嫌のいい日。
この瞬間が格別なの。
(続く)