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仕事と在宅介護ーもう少し…(23-2)
- fairfax3939
- 2017年2月8日
- 読了時間: 2分

私の家事負担の軽減のために家政婦さんの利用を試みました。
結果的にうまくいきませんでした。その家政婦紹介所は派遣先に対して専任の家政婦さんを派遣する仕組み。担当の家政婦さんが休む場合は必ず別の方に来て欲しい、そのために家のこと、父のことに慣れている方が二人は必要、と要望しても理解されませんでした。そうなると、家政婦さんの休みにこちらの仕事の予定を合わせたり、担当者が変わるたびに、家こと、父のことを一から慣れてもらわなければならず、時間とエネルギーをひたすら消耗する結果になりました。
また、ヘルパーの資格を持っていると言っても、障害への理解が十分でない方もいました。ある日の連絡帳です。
「ベッドの移動についてですが、あの配置は父の体の機能や私の介助のやり方などについて、全く配慮されていませんでした。日曜、人手を頼んで元に戻すまで非常に不自由しました。床の傷も思いの外たくさんあり、これも補修しなければなりません。
あまりに不用意で残念です。家のこと、父のことは私なりに考えて、意味があってやっています。よいと思うことがありましたら、まず私に言って下さい。今後、独断でおやりになることはご遠慮願います。」
重い電動ベッドを引きづって移動させ、工事したばかりの床暖房のフローリングが傷になりました。
半年粘りましたが、家政婦さんの利用は止めました。
結局のところ、時間をかけて徐々に慣れていってもらうといった余裕がなかったのだと思います。費用も介護保険のようにはいきません。
私の負担を減らす試みの一つはうまくいきませんでした。
(続く)