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​はいよ!日記

訪問の介護サービス(21-4)


訪問リハビリは決まった介護福祉士さんが担当しますが、訪問介護のヘルパーさんは一人ではありません。私の場合、その場にいないので、全く面識のない方が家に入ることも普通です。

そんな中、人により、対応が違うことのないようにしたいと思いました。

担当者間で引継ぎもされるでしょうが、連絡帳の最初のページには緊急の連絡先。

来客があった時、電話がかかってきた時、宅配便等の対応。

暖房器具、給湯器、お湯はりの注意。

あとは、調味料や食器の位置、着替やパジャマの場所など、見当たらないと困るだろうと思われるもの。入浴の手順や食事の時に必要な道具など、父が伝えられない分を書いて補おうとしました。

それでも、ある日、連絡帳に「~が見当たらず、あちこち探しましたが、見つけられませんでした」とありました。

「一体、どこをあちこち探したんだろう…」

自分のいない時に、他人に家の中を見られるという違和感に、私は叫び出したくなりました。

ヘルパーさんが悪いわけではありません。仕事中に連絡をとるほどのことでもない。だから、ありそうなところをあちこち探したのです。

それ以来、私は訪問サービスの支度に一層、神経質になりました。

加えて、デイサービスと違い、焼きそばにしろ、電子レンジで温めるだけにしろ、とにかく父の昼食用の食べ物をそれなりに準備しておかなければなりません。

また、連絡帳は、その日の気温や父の様子に合わせて書かなければならず、どうしても、その日の朝に書くことになり、働く主婦がそうであるように、朝はやることがいっぱい。てんてこ舞いのフル稼働でした。

訪問介護を利用することにより、父は毎日デイに行かなくてもよく、私は週2日ほどヘルパーさんがお風呂にいれてくれるようになりました。ですが、同時に新しい負荷も格段に増えたのです。

(続く)

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