

家で暮らすために歩く (40-21 )
少し前に戻ります。ピアノを手すり代わりにして、居室を出て、玄関に戻りました。これでひと回りです。 父は80歳頃から杖歩行が不安定になり、転倒するようになりました。このままでは、早晩大けがをさせる。そうなったら悔しいなぁと、リフォームを決行。杖歩行から手すりづたいに室内を移動...


家で暮らすために歩く (40-20 )
手すりはできるだけ長く、戸が閉まるギリギリまで。手すりと手すりの距離を短くするためです。 父の場合、歩行の安全のために手すりをつけるわけではありません。右麻痺の父が、動く左足を前に出すためには、その間その体重を受けてくれるものがなければ、足は一歩も前にでません。その役を左腕...

家で暮らすために歩く (40-19 )
福祉用具にも横手すりがあります。 このリフォームでも、トイレと和室をつなぐ空中手すりを付ける時に、福祉用具でできないか検討しました。福祉用具の手すりは、写真のように、床と天井を突っ張り棒ようにしてポールをたてて、横手すりをつなぐのですが、手すりの長さが90センチか120セン...


家で暮らすために歩く (40-18 )
手すりをつけるにあたり、ピアノがなければなぁと思いました。ピアノがなければ、壁が一つ空きます。売ることも考えたけれど、弾きもしないのに、私はどうしても手放すことができませんでした。ならばと、重くて、体重をかけてもビクともしないピアノを手すり代わりにしました。...


家で暮らすために歩く (40-17 )
手すりは壁に設置するのが普通ですが、壁がなくても両端に壁か柱があれば設置することはできました。このブログの中で「空中手すり」と名付けました。 空中手すりは空間を遮りますので、取り外さないと私の動線が遮られます。外さないと、くぐったり、またいだりしなければなりません。結構な運...


家で暮らすために歩く (40-16 )
トイレからは2つのルートがあります。ダイニングに向かうルート、これは2013年の最後のリフォームでできました。もう一つは、居室に直接向かうルートで、これは2005年頃できました。手すりの片側の受け口が同じです。白い襖の手がかりの横に居室に向かうルートのもう一方の受け口があり...


家で暮らすために歩く (40-15 )
右麻痺の父が自宅で暮らすために、玄関、トイレ&洗面所、お風呂、ダイニング、居室&寝室までの動線の左手側に手すりをつけました。 ダイニングから居室&寝室への動線です。写真の左側から右方向です。 写真の左下の手すりから鏡もしたの手すりまでは115センチ。その距離を手すりを後ろ手...


家で暮らすために歩く (40-14 )
お風呂から上がって、寝間着に着替えて、脱衣所からダイニングに向かう動線です。 脱衣所入口の短い手すりに持ち替えてダイニングに入ります。コーナーの手すりに持ち替えながら、くるっと体の向きを変えると、ウォーキングの時と同じ立ち位置に。 #リフォーム #在宅介護


家で暮らすために歩く (40-13 )
ダイニングから父の居室に向かいます。 この直線と和室の直線、このぐるっと一周が雨の日のウォーキングコース。 「お父さん、2周する?」「はいよ!」 今も、父の歩く姿が重なって見えます。 #在宅介護 #リフォーム


家で暮らすために歩く (40-11 )
父の動線を辿っています。洗面所を出て、廊下を横切りました。和室に入ります。 工務店さんの工夫により、和室の襖の位置にも手すりがつきました。 この壁面には元々、肩の高さの書棚が置いてありました。父が家の中を前進のみで歩くためにはどうしてもこの壁面に手すりが必要で、そのためには...