
今日できたこと (36-2)
父は亡くなる1ヶ月ほど前にストン!と力が抜けたようになりました。今までとは何か違うと感じました。 その時、長く在宅介護をしているように思っていたけれど、本当の意味での介護はこれからなんだとわかりました。私がそれまでやってきたことは、介護に至る前、父が自宅で暮らすことができる...


今日できたこと (36-1)
1994年、父は脳塞栓により右半身の自由と言葉をなくしました。その時、61歳。8ヶ月の入院の後、自宅に戻り、その後82歳で亡くなるまで22年間、自宅で暮らしました。その間、父のできることが増えた時期、減っていく時期、私の仕事の状況など、いろいろな変化がありました。その中で、...


太極拳
2004年、母が亡くなって2年、仕事と家のこととの両立に悪戦苦闘していた頃でした。車で通勤し、父のあれこれ、日常の家事、仕事はパソコンの前に座りっぱなし…。見ているのは目の前30度くらい。上も下も右も左も見ちゃいない。 そんな時、職場の同僚Kさんが「Nさんが太極拳を教えてく...


慈雲寺の桜 (35-2)
2009年、慈雲寺の満開の桜を見終わって駐車場に戻る途中、桃農家の方が庭先で自家製の桃のシロップ漬けを売っていました。お土産に買った時、ご主人が「車椅子でも桃狩りができるから、夏にもいらっしゃい」と声をかけてくれました。 桃狩り…、素敵な響きでした。...


菜種梅雨
暖かな朝、雨戸をたたく雨の音に起こされました。 菜種梅雨、きれいな言葉ですね。 写真は昨日撮ったもの。 頭でっかちの黄水仙。 この雨で咲きそうです。よかった。 今年はどうしたんだろうと心配していました。 今年もようこそ、お待ちしておりました。


慈雲寺の桜 (35-1)
桜、今年はゆっくりのようですね。 写真は2009年、山梨県甲州市慈雲寺のイトザクラ。 父とのドライブは、渋滞と混雑を避けるため、お祭りや週末の観光地、季節の花の一番の見頃にはその周辺には近づかないことが大原則。この時も私の運転できる範囲で、父の泊まれそうなホテルを探したとこ...


新幹線の旅 (34-4)
さて、現在の最寄り駅のエレベーター。かつて通路の壁と同化して言われなければ気付かないほどでしたが、今は改札の目の前。扉は透明。老若男女が並んで待っています。 鉄道だけではありません。バスもかつては、降車する時、エイッ!と飛び降りる感じでしたが、今は車高が低くて楽ですね。...


新幹線の旅 (34-3)
2005年、最初の大阪行きの時には、お忙しそうな駅員さんを独占していることに、恐縮して「お忙しいところ、すみません…。」と何度も頭を下げました。エレベーターにお礼を言う人はいませんね。車椅子を利用しているとあちこちで恐縮しなければなりませんでした。...


新幹線の旅 (34-2)
2005年に新幹線で新大阪まで行った時は駅員さんに先導され、一般の乗客が利用できないエレベータでホームに出ました。写真のように操作するスイッチに扉がついていて施錠されていました。。新大阪でも同様に、待機していた駅員さんに先導され、清掃の方々が行き交う関係者専用の地下通路を通...


新幹線の旅 (34-1)
父は男ばかり4人兄弟の3番目。大阪には兄二人が在住。祖父母のお墓もあります。 その関係で大阪には2005年に日帰り、2008年に一泊泊まり、2011年には行きは車、帰り新幹線の計3回行きました。このブログにも2016.12.27に「大阪」というタイトルで書いたことがあります...